私って一体何者なんだろう???
そんな事考えた事はありませんか?
私はどこからやってきて、死んだらどうなるのかな???
子供の頃には考えたけど、大人になったらそんな事考えても分からないんだから、今を楽しめばいいよね!
と、都合よく合理的になっていきます。
そして、それを「大人になる」なんて言ったりします。
しかし、この辺りを曖昧にしているが為に、言いようのない不安、自信の無さ、怒りに苛まれているとしたら、問題かもしれませんね。
ヨガとは「真実の自分に出会う、もしくは気付くこと」。
その為には、自分とは一体何者か?を知る努力が必要になります。
アイデンティティという言葉があります。
「自分はいったい何者か???」
ということで、セルフアイデンティティともいいます。
これが希薄だと自信が持てなかったり、刹那的な生き方になったりします。
逆に、これに固執したり、間違った認識で作り上げてしまうと、争いの元になったりします。
国籍・出身地・出身校・職業・資格・財産・容姿・性格だってその内に入ります。
そして、それらをアイデンティティとしている人が殆どです。
その為、より優れた場所に所属したり、多くの資格を持ったり、美容にお金を費やしたり、又はそれらを多く持った人を賛美したり、ひがんだり・・・
ヨガではそのアイデンティティの確立方法が少し変わっています。
(いや、こちらが正しいと思いますが・・・)
真実の自分は、それらの事に左右されない存在であり、むしろそれらを認める側だと考えます。
これをヨガではアートマンといいます。
※アートマンについてもう少し哲学的に知りたい人は「こちら」をどうぞ。
そして、上記のいろいろは全て、自分だと思い込んでいる「偽りの自分」だと、先ずは全否定します。
先ず一度、完全に自己否定するのです。
すると、そこには既に盤石な基礎の上にしっかりと安定して建つ自分という存在が現れます。
しかし、その自己否定が中途半端であったり、それをせずに自己肯定ばかりを積み上げても、
それは、「砂上の楼閣」のごときです。
ただし・・・
一般的に言われる「自己否定」とか「自己肯定」とは違います。
①「偽りの自分を否定」し、②「真実の自分を肯定」する作業がヨガだと言えます。
ちゃんと②まで進む事が大切です。
う~ん・・・
これも少し違いますね。
核心を外さず簡単に書くって難しいです。(^_^;)
①を徹底すると、自ずと②が顕れる。
が正解かな…
しかしその為には、しっかりと教わった方が安全で近道かもしれませんね。(^_-)-☆
これらと、私が目指している「美しく痩せる」や「柔軟な身体」は関係ない・・・
と思う方も多いでしょう。
しかし、大有りなんです。
こららのアプローチが無ければ、わざわざ「ヨガ」を選んで取り組む必要は無いかもしれませんから・・・