三昧(サマーディ)

○○三昧・・・

なんて言い方しますよね。

つまり、○○漬け、みたいな意味です。

 

ある事柄に集中し続けてたら、それと一つになっちゃった!

みたいな感じですね。

 

三昧という言葉はサンスクリット語の「サマーディ」の音訳です。

仏教用語として日本に伝わり、一般に使われるようになった言葉は実は数多く存在します。

 

①集中

それが持続すると・・・

②瞑想

そして、集中の対象とあたかも一体になる事。

それが、

③三昧(サマーディ)

で、

アシュタンガヨガのゴールに位置付けられています。

 

この3つは「内的ヨガ」と言われ、ここが本来のヨガ行法と言われています。

そして、この3つは切り離す事が出来ず、集中の先に瞑想状態、その結果の三昧と続きます。

これらを合わせて、「サンヤマ(綜制)」と言います。

 

この三昧、いろいろな意味に捉えられていて、一人歩きしている感じがあります。

 

ヨーガスートラには、

「ヨーガとは、心の働きを制御する事である。」Ⅰ-2

「その時、自己はそれ本来の状態に留まる。」Ⅰ-3

 

とあります。

 

心を制御(鎮めた)したとき、本来のあなたがそこにいる事に気付きますよ!

その為に「ヨガの行法」をするのですよ!

 

と言う事なのです。

 

つまりサマーディとは、「気付いた状態」「悟った状態」という事になります。

 

何に気付いたのか?

何を悟ったのか??

 

真実のあなたをです。

 

それさえ解れば、全てにおいて幸せになれるとヨガではいうのです。

 

しかし、簡単ではありません。

 

あなたの心の働きが邪魔をしますから・・・