感覚器官を制御する・・・
感覚器官(目・耳・鼻・舌・皮膚)つまり五感を感じ取る器官です。
※心(マナス)も感覚器官の一つですがここは省略します。
5つの感覚器官は、外の物事を対象にしています。
ヨガは内観と言われるように、内を観察する練習です。
つまり自分が対象です。
その為には、感覚器官を内に向ける、引っ込める必要があります。
「亀が手足や頭や尻尾を甲羅に引っ込めるように・・・」
そんな感じで例えられます。
例えば、目を閉じる・一点を見る、音を消すなど。
ヨガを練習する場所は、この五感を乱すような場所は不向きです。
すると?!
音楽は不可です。
ヒーリングミュージックを聞きながら…
のイメージがありますが上記の理由で本来は不可です。
音楽を聴いて癒されるのは、ヨガの効用ではなく音楽の効用です。
聞くなら自分の内の音、声を聴いて下さい。
※集中を高める為の音や香りはまた別の意味があります。
極端に暑い場所や寒い場所も同様です。
これは、健康上の理由もあります。
虫がいる場所、風通しの悪い所、なども同様です。
実は世間一般に広まっている事の中にも???な事は沢山なんですよ。(^_-)-☆
次の集中に繋がる段階としてのプラティヤーハーラ。
実は、ここまではヨガの準備(外的なヨガ)と言われているくらいです。