Yogaの全体像(アシュタンガ)

ヨガには永い歴史があり、非常に古い行法です。

その為、それをヒントにしたエクササイズが沢山あります。

ストレッチとして現代では知らない人はいないと思われるエクササイズも元はヨガのアーサナを参考にしたと言われています。

ヨガとストレッチが似ているのは当たり前ですね。

しかし、参考にされた側と、した側がイコールでない事は理解して頂けると思います。

 

それはさて置き、永い時代を伝わったヨガですので、いろいろと姿形を変えながら時代を下ってきた事は想像に難しくないでしょう。

 

そんなヨガを一つの方法として現代にまで伝えた聖典があります。

それが、「ヨーガスートラ」です。

 

そのヨーガスートラは紀元後4~5世紀に聖者パタンジャリによって編纂されたと言われています。

4章195節からなるその経典にはヨガへの取り組み方がなどが記されています。

 

その中にある、「アシュタンガ」というものをご紹介します。

※アシュタンガヨガ(アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨガ)という名前をつけた運動量が多くハードなヨガと紹介されている流派があります。

それもこのアシュタンガから名付けられたものでしょうが、イコールではありません。

 

アシュト(8)アンガ(枝・支・手足)でヨガの8支則と言われています。

 ※リンクで移動できます。

1、ヤマ(禁戒)

2、ニヤマ(勧戒)

3、アーサナ(坐法)

4、プラーナーヤーマ(呼吸法・調気法)

5、プラティヤハーラ(制感)

6、ダーラナー(集中)

7、ディヤーナ(瞑想)

8、サマーディ(三昧)

 

と紹介されています。

 

実は、他にもいろんな経典はあるのですが、

これが、現代のヨガのベースになっていることが殆どです。