サティヤとは真実のこと。
真実・誠実・善・美徳・・・
「自明の理」などの意味もあります。
そこから「正直」という意味になるのですが、
単純に「嘘をつかない」というだけでなく、理に逆らわずに生きるとも言えます。
つまり、ダルマです。
他人に嘘を言わない。
これだけでも結構難しいものです。
喋り過ぎると、勢い大袈裟に話してしまったり、間違った事を伝えてしまったり・・・
人間は知らないうちに沢山の嘘をついています。
そこで、「黙る(マウナ)」という訓練に意味が出てきます。
いくらヤマは「周りに対する行為」とは言っても、自分に対しても同じです。
どんなに自分に嘘をついて誤魔化しても、正当化しても、自然の理、法則として結果はやってきます。
なんで、いつもこんな結果になってしまうのだろう???
と思う時、自分の言動がそういう結果を招く原因になっていないか?を考えてみる必要があるでしょう。
しかし、その為には「冷静に自己観察する目」を育てておかないと不可能です。
「自己観察」つまりヨガの練習をする事が大切なのです。